肋骨は左右12対、合計24本あり、胸骨や胸椎とともに胸郭をつくります。胸部の臓器を守るだけでなく、呼吸に合わせて広がったり戻ったりする可動性があります。
この記事では、肋骨の本数と分類、関節・軟骨とのつながり、呼吸や姿勢との関係、痛みがあるときの注意点を解説します。
肋骨は左右12対、合計24本
肋骨は背骨の胸椎から左右へ伸び、胸骨や肋軟骨とともに胸郭をつくります。一般に第1〜7肋骨は真肋、第8〜10肋骨は仮肋、第11・12肋骨は浮遊肋と呼ばれます。
肋骨の役割
- 心臓や肺など胸部の臓器を保護する
- 呼吸に合わせて胸郭の容積を変える
- 胸・背中・腹部の筋肉が付着する土台になる
肋骨は硬い籠のように固定されているのではなく、関節や肋軟骨を介してわずかに動きます。呼吸では横隔膜や肋間筋などと連動します。
呼吸と姿勢の関係
前かがみの姿勢が続くと胸郭を広げにくく感じることがありますが、姿勢だけで呼吸器症状の原因を断定することはできません。まず姿勢を変え、ゆっくり息を吐いて苦しさがないかを確認します。
痛みがないときの軽い動かし方
- 椅子に座り、両手を肋骨へ当ててゆっくり呼吸する
- 両腕を無理なく上げ下げする
- 胸を反らしすぎず、上体を左右へゆっくり回す
動作は痛みのない範囲で行います。強く押す、勢いよくひねる、息苦しさを我慢する方法は避けましょう。
肋骨まわりが痛むときの受診目安
外傷後の強い痛み、呼吸困難、胸の圧迫感、発熱、咳、突然の痛みがある場合は運動や整体を控え、医療機関へ相談してください。CUREPROでは医療的な緊急性がないことを前提に、姿勢や動作に伴う負担を確認します。